寂しいクリスマスイブ
去年のクリスマスイブはぴーちゃんが寒い中、年老いた身体で無理して近所のお菓子屋さんまで行って、クリスマスケーキを買ってきてくれました。
私は新生児のまゆを抱えてクリスマスイブのことなど忘れていました。ぴーちゃんが買ってきたかわいいケーキ、思わず笑ってしまいました。
今年はぴーちゃんは病院です。
今日もまゆとお見舞いに行ったら「クリスマスケーキ買って食べろ」と言っていました。
ぴーちゃんはベッドに張り付けられて動けません。もし入院していなかったら今年もケーキを買いによたよたとした足取りでお菓子屋さんまで行っていたでしょう。
「まっこ、まっこ」とまゆを呼び、まゆの姿を目を細めて見ていました。まゆは寝たきりになってしまったぴーちゃんの姿をじっと見ていました。
今日は、ベッドの横にござを敷いてまゆをおろしました。まゆはござのうえを動き回り、下に置いていた栄養ドリンクを両手に持って遊んでいたかと思ったらうんちしていました。
午後からはおばちゃんの家に行き、ここでもうんちしました。
どこに行ってもマイペースです。
父(おじいちゃん)にも慣れて私がいない間もおとなしく抱っこされていました。
まゆ、猫をかぶっていたのはほんの数時間で、ここでも我が物顔でやりたい放題です。
昨日からこたつテーブルの上に乗って、そこから降りるのが楽しいらしく何回も乗っては降り、乗っては降りをやっていました。
気がつけば、ハイハイよりも歩くことが多くなっていました。
家にぴーちゃんがいないのは本当に寂しい・・・