風船

やっぱり、風船を膨らませると泣いて逃げました。
「まあちゃん、ほら」と風船を近づけると泣いておびえてしまいました。
何が怖いのかさっぱり分かりません。
調子に乗っているときは風船を使おうかと思いました。
サッシの戸の開け閉めが自由自在にできるようになってしまいました。
ちょっと高いところにある窓のサッシも開けて足を壁に引っ掛けてよじ登って身を乗り出しています。
ここは3階だから微妙な高さなのだけれど、もし落ちたら・・・と考えるとぞっとします。
今日はその窓のひさしになっているところに物を置いていました。
主人が慌てて窓を閉めていましたが、当の本人は何を大人がそんなに焦っているの分からずキョトンとしていました。
風船よりも窓の方が何百倍も怖いのだけれどね。